本日、とある企業様のAccess研修を担当させていただきました。

ExcelのデータをAccessのテーブルにインポートする際、
ワークシートインポートウィザードで指定したExcelファイルの
ワークシート名を選択する箇所があります。

ここでご質問をいただきました。

ウィザード画面の中にある「名前の付いた範囲」とはなんぞや、
というご質問でした。

Access研修を受講される方はたいていExcelは使いこなしていることが
多いですが、地味すぎて知らない機能もあるようです。

Excelでは、よく使用する表などの範囲に名前を付けておくことが
できます。表を範囲選択して名前ボックスに任意の名前を付けます。
データが増えていく場合は下のように列範囲を選択することも可能です。

この範囲名を数式で使用すれば絶対参照$の必要がありません。
例えば、VLOOKUP関数で使用する際は
=VLOOKUP(B4,製品一覧,2,0) とすることが可能です。

範囲名は直接入力してもいいですし、F3キーを押せば
名前の貼り付けダイアログボックスが表示されて選択する
ことも可能です。ちなみに名前の管理はShiftキー+F3で。

絶対参照が嫌いな人には最適な小技ですね。