お客様からの電話で不在の上司に伝言を頼まれた時、つい「お伝えしておきます」などと言っていませんか?
多くの人が使っているうちに誰も違和感を抱かなくなるものですが、この言い方は間違いです。
「お~する」の言い回しは、その動作をおよぼす相手に対する尊敬語です。お客様に対して自分の上司に尊敬語を使っていることになります。
正しくは、「申し伝えます」言いづらければ、「伝えておきます」でもいいです。
「お」をつけると丁寧に聞こえるのですが、誰に対しての行動かを考えると逆効果ということもあるので意識してみてください。